
頭痛・片頭痛について
その頭痛、「いつものこと」と
我慢していませんか?
頭痛は日本人の3〜4人に1人が抱えるといわれる、とても身近な症状です。 しかし
「頭痛くらいで病院へ行くのは大げさ」と市販薬でしのぎ続けた結果、薬の使いすぎでかえって頭痛が悪化する(薬剤の使用過多による頭痛)方が少なくありません。
頭痛にはタイプがあり、タイプごとに効く治療が異なります。 当院では、お薬(急性期治療・予防治療)に加えて、麻酔科専門医による神経ブロック注射、体質に合わせた漢方薬を組み合わせ、頭痛の治療を院内で行っています。
頭痛の主なタイプ
この頭痛は要注意
以下にあてはまる頭痛は、くも膜下出血・脳出血・髄膜炎などの危険な病気の可能性があります。すぐに医療機関を受診してください(症状が激しい場合は救急車を)。
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突然、バットで殴られたような激しい頭痛が起きた(雷鳴頭痛)
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今まで経験したことのない最悪の頭痛
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頭痛とともに手足の麻痺・しびれ、ろれつが回らない、物が二重に見える
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発熱・首の硬直を伴う頭痛
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50歳を過ぎて初めて起こった頭痛
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だんだん悪化していく頭痛
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がんの治療中・免疫が下がる薬を使用中の方の新しい頭痛
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頭を打った後の頭痛
当院で危険な頭痛が疑われた場合は、頭部CT・MRIが可能な連携医療機関へ速やかにご紹介します。
当院で行う診察・検査
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問診(頭痛の性状・頻度・誘因・お薬の使用状況を詳しく伺います。頭痛ダイアリーの活用もおすすめしています)
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血圧測定・血液検査(高血圧や全身疾患に伴う頭痛の評価)
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首・肩の筋肉の診察(緊張型頭痛・後頭神経痛の評価)
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必要に応じて心電図・頸動脈エコーなど(お薬選択の安全性確認を含む)
→ 頭痛の診断で最も大切なのは、画像検査よりもまず**「危険な頭痛でないか」を見極め、頭痛のタイプを正しく分類すること**です。CT・MRIが必要な場合は連携医療機関へご紹介します。
治療について——薬・注射・漢方を組み合わせます
よくある質問(Q&A)
Q. 頭痛は何科を受診すればよいですか? A. まずは内科・頭痛を診る医療機関へどうぞ。当院はペインクリニック内科を標榜しており、内科の診察に加えて、麻酔科専門医による神経ブロックまで含めた頭痛治療を院内で行えます。危険な頭痛が疑われる場合はCT・MRIのある連携医療機関へ速やかにご紹介します。 Q. 市販の頭痛薬を月に何日も飲んでいます。よくないですか? A. 注意が必要です。鎮痛薬を月10〜15日以上使う状態が3カ月以上続くと、「薬剤の使用過多による頭痛」といって、薬のせいでかえって頭痛が増えることがあります。市販薬が手放せない方は、一度ご相談ください。予防治療や神経ブロック・漢方を使いながら、計画的に薬を減らす治療を行います。 Q. 天気が悪くなる前に頭痛がします。気のせいでしょうか? A. 気のせいではありません。気圧の変化は片頭痛の代表的な誘因のひとつです。「天気頭痛」には五苓散という漢方薬がよく用いられるほか、片頭痛としての治療(トリプタン・予防薬)も有効です。 Q. 神経ブロックは痛くないですか?危なくないですか? A. 細い針で行い、痛みは通常の注射と大きく変わりません。当院では麻酔科専門医が、必要に応じて超音波で神経や血管の位置を確認しながら行いますので、安全性に配慮した治療が可能です。効果には個人差がありますが、注射直後から痛みが軽くなる方も多くいらっしゃいます。 Q. 片頭痛は治りますか? A. 片頭痛は体質による部分もあり「完治」は難しいですが、正しい治療でコントロールは十分可能です。発作時に効く薬を正しく使い、頻度が多い方は予防治療を行うことで、「頭痛に振り回されない生活」を目指せます。 Q. どんな頭痛ならすぐ受診(救急)すべきですか? A. 突然の激しい頭痛(雷鳴頭痛)、経験したことのない最悪の頭痛、手足の麻痺やろれつが回らない・発熱と首の硬直を伴う頭痛は、くも膜下出血や髄膜炎の可能性があります。ためらわず救急要請してください。
