
膝の痛みでお困りの方へ
膝の痛みは、歩く・立つ・階段を上るなど、日常生活に大きく影響する症状です。
加齢や使いすぎ、体重の影響などにより、膝に負担がかかることで起こることが多く、特に中高年ではよくみられます。
こんな症状はありませんか?
・立ち上がるときに痛い
・階段の上り下りがつらい
・歩き始めに痛む
・膝が腫れる
・正座やしゃがむ動作がしにくい
主な原因
■変形性膝関節症(最も多い)
加齢や負担により軟骨がすり減り、痛みが出ます。
■半月板障害
膝のクッションの役割をする組織が傷つくことで痛みが出ます。
■靱帯損傷
転倒やスポーツなどで膝を痛めた場合に起こります。
■使いすぎによる炎症
日常生活や運動による負担の積み重ねで起こります。
注意が必要な症状
以下の場合は早めの受診をおすすめします。
・急に強く腫れた
👉 炎症や関節内の異常の可能性があります
・体重をかけられない
👉 靱帯や半月板の損傷の可能性があります
・熱を持っている
👉 感染や強い炎症の可能性があります
・動かせないほど痛い
👉 重度の障害の可能性があります
当院での治療
当院では、症状や原因に応じて治療を行います。
■内服治療
痛みや炎症を抑えるお薬を使用します。
■注射治療
膝関節内や周囲の組織に薬を注射し、痛みの軽減を図ります。エコーを使用し、正確に、安全に行います。
■リハビリ・運動療法
膝の負担を減らし、動きを改善します。(2026/10月開始予定)
■生活指導
体重管理や日常動作の工夫など、再発予防も行います。
よくある質問(FAQ) Q. 膝の痛みは放っておいても大丈夫? 軽い場合は改善することもありますが、長引く場合は受診をおすすめします。 Q. 運動はしてもいいですか? 無理のない範囲での運動は有効ですが、痛みが強い場合は控えてください。 Q. ヒアルロン酸注射は効果がありますか? 症状によって有効な場合がありますので、ご相談ください。
膝の痛みのリハビリテーション
(2026年11月開始予定)
膝の痛みは、膝そのものだけの問題ではありません。
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が落ちると膝を支えられなくなり、
股関節やお尻の筋力が落ちると、歩くたびに膝に負担が集中します。
注射で炎症を抑えても、この土台が戻らないかぎり痛みは繰り返します。
当院では2026年11月より運動器リハビリテーション(保険適用)を開始する予定です。
■ 注射とリハビリを組み合わせられます
当院ではエコーガイド下で神経ブロック・ヒアルロン酸注射・ステロイド注射を行っています。
「注射で痛みと炎症を抑える → 動かせるうちに筋力をつける」という進め方ができ、
注射とリハビリを同じ日に受けていただくことも可能です。
■ 膝のリハビリで行うこと
・大腿四頭筋を中心とした筋力トレーニング
・膝の曲げ伸ばしの範囲を広げる練習
・お尻・股関節まわりの強化(膝への負担を分散させる)
・歩き方、階段の上り下り、立ち座りの動作練習
・体重が膝にかかる負担の説明と、続けられる運動の提案
■ 費用の目安
健康保険が使えます。1回20〜40分で、3割負担の方で約250〜1,100円が目安です
(別途、診察料等がかかります)。
■ こんな方はご相談ください
・変形性膝関節症と言われている
・階段の上り下り、立ち上がりがつらい
・ヒアルロン酸注射を続けているが、なかなか変わらない
・手術をすすめられたが、まず運動療法を試したい
・膝をかばって歩くうちに、腰や反対の膝も痛くなってきた
