
夜に肩が痛い
ズキズキする・眠れない痛みは要注意
四十肩・腱板障害などの可能性があります
こんな症状はありませんか?
・夜に痛くなる ・寝るとズキズキする ・目が覚める ・じっとしても痛い
なぜ夜に痛くなるのか
夜間痛にはいくつかの理由があります。
① 炎症の影響
肩の関節や腱に炎症があると、安静時でも痛みが出ます。
② 血流の変化
夜は血流の影響で痛みを感じやすくなることがあります。
③ 寝る姿勢の影響
横向きで寝たときに肩に圧がかかることで痛みが出ます。
注意すべき症状
以下の症状がある場合は、一般的な肩の痛みではなく、重症の可能性もあるため早めの受診をおすすめします。
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眠れないほど痛い👉 炎症が強い、または石灰沈着性腱炎などの可能性があります
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腕が上がらない👉 腱板断裂など、肩の機能障害が起きている可能性があります
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悪化している👉 自然経過ではなく、進行している可能性があります
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しびれを伴う👉 首(頚椎)からの神経の影響の可能性があります
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胸痛、冷や汗、息苦しさを伴う👉 まれに、肩の痛みが心臓の病気(心筋梗塞や狭心症)による関連痛として現れることがあります。この場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
当院での治療
当院では、肩の痛みの原因や状態に応じて、無理のない治療を組み合わせて行います。
痛みを抑えるだけでなく、動きの改善や再発予防も大切にしています。
お薬の内服
痛みや炎症をやわらげるために、お薬を使用します。
・消炎鎮痛薬(痛みと炎症を抑える)
・胃にやさしい鎮痛薬
・神経の痛みに対するお薬
・筋肉の緊張をやわらげるお薬
・睡眠障害がある場合には睡眠を助ける
お薬も考慮します。
体調や持病、現在服用中のお薬を考慮しながら、安全に配慮して処方します。
注射による治療
痛みが強い場合には、肩の関節や周囲に直接お薬を注射します。
・肩関節内注射
・肩峰下滑液包注射
・神経ブロック
炎症を抑え、比較的早く痛みの軽減が期待できます。
エコー(超音波)を用いて安全に行います。
リハビリ・運動療法
(2026.10月開始予定)
肩の痛みは「動かさないこと」で悪化することがあります。
・無理のない可動域訓練
・ストレッチ
・姿勢の改善
を行い、肩の動きを保ち、回復を促します。
肩の痛みのリハビリテーション
(2026年11月開始予定)
五十肩でいちばん怖いのは、痛みそのものより「動かさなかった期間」です。
痛いから動かさない、動かさないから固まる、固まるからさらに動かせない。
この悪循環に入ると、痛みが引いたあとも肩が上がらない状態が残ることがあります。
一方で、炎症が強い時期に無理に動かすと悪化します。
「いつ、どこまで動かすか」の見極めが要になります。
当院では2026年11月より運動器リハビリテーション(保険適用)を開始する予定です。
■ 痛みを抑えてから動かす、という順序
当院では麻酔科専門医がエコーガイド下で
肩関節注射・肩峰下滑液包への注射・神経ブロックを行っています。
炎症期は痛みを抑えることを優先し、
痛みが落ち着いた段階でリハビリに移る。
この切り替えを同じ院内で判断できるため、
「動かしはじめる時期」を逃しにくくなります。
■ 肩のリハビリで行うこと
・肩の可動域を広げる運動(時期に応じて強度を変えます)
・肩甲骨の動きを出す運動(肩だけでなく肩甲骨から動かす)
・肩まわりの筋肉(腱板・肩甲骨周囲筋)の強化
・夜間痛が強い時期の寝る姿勢、腕の置き方の指導
・自宅で続けられる運動の指導
・神経ブロックで痛みの少ないリハビリが可能です
■ 費用の目安
健康保険が使えます。1回20〜40分で、3割負担の方で約250〜1,100円が目安です
(別途、診察料等がかかります)。
■ こんな方はご相談ください
・肩が上がらず、着替えや洗髪がつらい
・夜、肩が痛くて眠れない
・痛みは引いてきたが、肩の動きが戻らない
・注射を受けたが、そのあとどうすればよいか分からない
・反対の肩も痛くなってきた
よくあるご質問 Q1. 夜だけ肩が痛いのは大丈夫ですか? A. 初期の炎症(四十肩や腱板障害)でよく見られますが、痛みが続く場合や強くなる場合は受診をおすすめします。 Q2. 夜間痛はどれくらいで治りますか? A. 数週間で軽くなる場合もありますが、数か月以上続くこともあります。早めに治療を行うことで改善が早くなることがあります。 Q3. 温めたほうがいいですか? A. 慢性的な痛みには有効なことがありますが、炎症が強い時期は悪化することもあるため注意が必要です。 Q4. 動かさないほうがいいですか? A. 痛みが強い時は無理に動かす必要はありませんが、全く動かさないと肩が固まることがあります。状態に応じた動かし方が大切です。 Q5. どのタイミングで受診すればいいですか? A. 夜眠れないほどの痛み、腕が上がらない、痛みが続く・悪化している場合は早めの受診をおすすめします。
